患者さまをご紹介いただく先生方へ

小岩(東京都江戸川区)の歯医者、笠原デンタルオフィスの患者さまをご紹介いただく先生方へ

笠原デンタルオフィス(東京都江戸川区小岩)では、地域の歯科医院の先生方からの根管治療を中心とした難症例・専門処置のご紹介を幅広く受け入れております。

先生方が日々の日常診療の中で直面される「根管治療の難症例」「保存可否の判断に苦慮する症例」「マイクロスコープによる精密処置が必要な症例」などにおいて、専門外来としての立場から先生方の診療業務をサポートいたします。

 

当院の基本姿勢と紹介患者さまに関するお約束

先生方から大切な患者さまをご紹介いただくにあたり、当院ではご紹介元の先生との信頼関係および主治医・患者さま間の関係性維持を最優先事項として掲げております。

 

ご紹介患者さまの抱え込み(囲い込み)は行いません

小岩(東京都江戸川区)の歯医者、笠原デンタルオフィスの患者さまをご紹介いただく先生方へ

歯科医師の先生方から専門外来へ患者さまをご紹介いただく際、最も懸念される事項の一つが「紹介後に患者さまとの関係性が途切れてしまうこと(患者さまの抱え込み)」であると認識しております。
当院では、ご依頼いただいた専門的処置(主に根管治療や診断)が完了した段階で、速やかにご紹介元の先生へ患者さまをお返しすることを徹底しております。

根管治療完了後の補綴処置、その後の継続的な定期検診、メインテナンス、ならびに他部位の一般歯科診療につきましては、原則としてすべてご紹介元の先生にお引き継ぎいたします。
当院から患者さまに対して、紹介元以外の歯科医院への転院を勧めたり、当院で囲い込みを行ったりすることは一切ございません。

 

診療経過および治療情報の共有

小岩(東京都江戸川区)の歯医者、笠原デンタルオフィスの患者さまをご紹介いただく先生方へ

受診された患者さまの診療経過、マイクロスコープによる術中画像、CT画像、ならびに行われた処置の内容につきましては、診療情報提供書(紹介状の返信)を用いてご紹介元の先生へ正確にフィードバックいたします。

患者さまが現在どのような状態で、どのような処置が行われ、今後どのような補綴・維持管理が適しているかについての情報を共有し、先生方が安心してその後の診療を引き継げる環境を整えます。

 

主な対応領域とサポート可能な症例

当院では、主に根管治療を中心とした難症例や、保存可否の精査が必要な症例のサポートを行っております。
以下のようなケースでお困りの際は、当院の専門外来をご活用ください。

根管治療が解剖学的に困難な症例
重度に曲がった根管、石灰化根管、穿孔(パーフォレーション)を伴う根管、樋状根、分枝の多い複雑な根管など

根管治療後も症状が改善しない症例
打診痛・自発痛・違和感・瘻管(フィステル)などが残存・再発しているケース

難易度の高い再根管治療が必要と考えられる症例
破折ファイルの除去、太いメタルコアの除去、ガッタパーチャの除去難症例など

歯根破折など、保存の可否について精密な診断が必要な症例

マイクロスコープを用いた拡大視下での精密処置を希望・必要とする症例

セカンドオピニオン・客観的診断を求められている症例
他院や自院で「抜歯」の可能性を提示したが、保存の可能性について専門医の判断を求められているケース

可視化された診断結果を希望される患者さま
歯科用CTやカリーナシステムによる、客観的・映像化された診断結果を希望される場合

 

初診時の対応プロセスとご紹介いただく際の注意点

ご紹介いただいた患者さまの診察にあたり、当院では安全かつ正確な診断を下すため、独自の初回ステップを設けております。
紹介元の先生方におかれましても、あらかじめ当院のシステムをご理解いただけますようお願い申し上げます。

 

初診当日は原則「処置(削る・抜く・根管治療)」を行いません

小岩(東京都江戸川区)の歯医者、笠原デンタルオフィスの患者さまをご紹介いただく先生方へ

患者さまが当院にご来院された際、初診日当日にいきなり歯を削ったり、根管の清掃を開始したりすることはありません。

根管治療や保存可否の判断は、不可逆的な医療行為(侵襲を伴う処置)です。見切り発車で処置を開始することは誤診や症状悪化のリスクを伴うため、初診時は以下の項目に特化いたします。

詳細な医療面接(問診・カウンセリング)

当院設備による精密検査・データの収集

現状・リスク・予測成功率・選択肢の可視化と患者さまへの説明

患者さまとの合意(インフォームド・コンセント)の形成

※お痛みが強い場合など緊急性を要する場合は、消炎鎮痛剤の投薬など薬学的応急処置にとどめます。本格的な精密処置は2回目以降の枠(1時間〜)にて実施いたします。

 

紹介元の先生からの画像資料(レントゲン・CT)についての取扱い

小岩(東京都江戸川区)の歯医者、笠原デンタルオフィスの患者さまをご紹介いただく先生方へ

患者さまをご紹介いただく際、先生方が撮影されたレントゲン写真やCTデータをご提示いただくことがございます。臨床上の参考資料として拝見させていただきますが、診断および治療計画の立案にあたっては、必ず当院の設備を用いて再撮影を実施いたします。

医療画像は、撮影機器のスペック、解像度、撮影角度、照射条件によって得られる情報量が大きく異なります。ミリ単位の微細な根管構造や破折の有無を判断するためには、当院の診断基準を満たす画像データが不可欠となります。患者さまに対して「二重撮影になる理由」につきましても当院からしっかりと説明いたしますので、ご理解とご協力をお願い申し上げます。

 

「歯を残せない」という判断と診断の提供価値

当院では根管治療の専門性を高く保持しておりますが、「どのような状態の歯であっても100%保存できる」わけではありません。

 

無理な保存が引き起こすリスク

重度の縦折(歯根破折)や、遊離歯肉線下の歯質欠損が著しく補綴的維持が不可能なケースにおいて、無理に根管治療を行って延命を図ることは、以下のような重大なリスクを伴います。

周囲の根尖・歯周組織の骨吸収を急速に進行させる

将来的にインプラントや義歯を選択する際の難易度を著しく上げる

噛み合わせのバランスを崩し、隣接歯や対向合歯へ過度な負担をかける

当院では、単に「歯という組織を口の中に残すこと」ではなく、「その歯を残すことが、お口全体で長期的にしっかり噛める状態の維持につながるか」を基準として診断を下します。

 

「残せない理由」を患者さまへ説明する役割の代行

小岩(東京都江戸川区)の歯医者、笠原デンタルオフィスの患者さまをご紹介いただく先生方へ

先生方が日々の診療の中で「この歯は保存が難しい」と正しく診断されていても、患者さま側が感情的に受け入れられず、不信感を抱いてしまうケースが存在します。

当院では、歯科用CTの三次元画像や、マイクロスコープ(カリーナシステム)による破折線・感染状態の動画を患者さまにお見せし、なぜ残すことが難しいのかという客観的根拠を提示しながら時間をかけて説明いたします。

専門外来による客観的なサードパーティとしての診断が入ることで、患者さまも現実を正しく受け止め、納得してご紹介元の先生のもとへ戻り、次のステップ(補綴治療や他部位の治療)へ進むことができるようサポートいたします。

 

連携に関する先生方からのQ&A

Q.根管治療ではなく、「保存できるかどうかの診断のみ」を依頼することは可能ですか?
A.可能です。他院や自院で「抜歯」と判断された症例について、マイクロスコープや歯科用CT、カリーナシステム(動画共有)を用いた精査を行い、「保存可能性のパーセンテージ」「起こり得るリスク」「予後」を客観的に評価・診断するセカンドオピニオン・診断外来を承っております。診断結果は詳細なレポートにまとめ、患者さまへのご説明と共にご紹介元の先生へご報告いたします。
Q.太いメタルコアの除去や、破折ファイルの除去のみを依頼することはできますか?
A.はい、承っております。根管処置の全工程ではなく、「根管穿孔のリスクが高い太いメタルコアの除去」や「根管深くで破折したファイルの除去」といったピンポイントの難易度の高い工程のみを当院で行い、その後の根管清掃・根管充填はご紹介元の先生で行っていただくトラブルシューティング対応も可能です。
Q.穿孔(パーフォレーション)修復も対応可能ですか?
A.対応可能です。根管壁の穿孔に対しては、マイクロスコープ視認下でMTAセメント等の生体親和性材料を用いた精密穿孔修復を行います。
Q.急性症状(強い打診痛や蜂窩織炎など)がある患者さまを急患として即日受診させることは可能ですか?
A.当院ではお一人あたり1時間以上の診療枠をあらかじめ確保する完全予約制をとっているため、大変恐縮ですが飛び込みによる即日の急患対応・即日処置はお受けしておりません。急性症状がある場合は、まずご紹介元の先生の医院にて消炎鎮痛剤の投薬や切開排膿などの応急処置を行っていただき、症状が消炎・鎮静化した段階でご予約の上、受診いただく形となります。
Q.患者さまへ事前の費用や予約状況について、どのように説明しておけばよいですか?
A.当院の根管治療および精密精査は全額自由診療(自費)となります。また、1時間単位の厳密な予約管理を行っているため、「初診のご予約が実質1ヶ月先となること」「即日の削る・抜くといった処置は行わず初回は説明・精査に特化すること」を事前にお伝えいただけますと、患者さまとの認識のミスマッチを防ぐことができます。

 

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